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【AE】After Effectsで作成する流線背景

After Effectsでアニメなどで使われるような流線背景を作っていきます。
流線背景とはアニメなどでキャラクターが勢いよく動いているシーンなどに入る背景のことです。流背とも略されます。
流線背景の色味は基本的にその前後のカットのシーンに合わせて変えていくものです。
例えば前後のカットが空なら、青色の流背になったり、森であれば緑色になったり、ですね。
今回は例として青色の流線背景をフラクタルノイズ等のプラグインを使用して作成していきます。

 

サンプル

 

フリー素材「流線背景」のダウンロードはこちら

 


■使用するプラグイン
・フラクタルノイズ
・ブラー方向
・shine(有料プラグイン) もしくは CC Toner
・トーンカーブ

・ブラー(滑らか)


 

 

■STEP01 コンポジションの作成

流線背景のベースとなるコンポジションを作っていきます。
ここでは1380×720の大きさで作ります。
またデュレーションは150にします。

コンポジションの設定

 

 

■STEP02 フラクタルノイズの設定1

新規平面を作成して、フラクタルノイズを適用します。
設定を以下のようにします。
・フラクタルの種類:ダイナミック
・コントラスト:135
・明るさ:-30
・スケールの幅:3250
・スケールの高さ:75
・乱気流のオフセット:エクスプレッション[time*8625,0]

フラクタルノイズの設定1

 

 

■STEP03 フラクタルノイズの設定2

さらにレイヤーを複製して、フラクタルノイズの設定を調整します。
・コントラスト:420
・明るさ:-50
・スケールの幅:1070
・スケールの高さ:25
・乱気流のオフセット:エクスプレッション[time*9700,0]
・ランダムシード:150

 

複製したレイヤーにマスクを適用して、外側を「マスクの境界のぼかし」でなじませます。
合成モードを「加算」に変更します。

フラクタルノイズの設定2

 

 

■STEP04 フラクタルノイズの設定3

さらにレイヤーを複製して、フラクタルノイズの設定を調整します。
・コントラスト:420
・明るさ:-90
・スケールの幅:780
・スケールの高さ:1
・乱気流のオフセット:エクスプレッション[time*10780,0]
・ランダムシード:150

複製したレイヤーにマスクを適用して、外側を「マスクの境界のぼかし」でなじませます。
合成モードを「加算」に変更します。

フラクタルノイズの設定3

 

 

■STEP05 フラクタルノイズの設定4

さらにレイヤーを複製して、フラクタルノイズの設定を調整します。
・コントラスト:705
・明るさ:-160
・スケールの幅:780
・スケールの高さ:1
・乱気流のオフセット:エクスプレッション[time*11860,0]
・ランダムシード:360

複製したレイヤーにマスクを適用して、外側を「マスクの境界のぼかし」でなじませます。
合成モードを「加算」に変更します。

 

フラクタルノイズの設定4

 

 

■STEP06 パラかけ

base02レイヤーの上に平面レイヤーを追加して、外側にパラをかけて暗くします。
・平面の色:黒
・マスクの境界ぼかし:300

パラ

 

 

■STEP07 プリコンポーズ

作成したベースコンポジションを同じサイズのコンポジションに入れます。
入れたコンポジションに「ブラー方向」をかけます。
方向:90
ブラー長さ:40

プリコンポーズ

 

プリコンポーズ

 

 

■STEP08 色味調整

色味を調整していきます。
「Shine」もしくは「CC Toner」とトーンカーブを適用して、青色に調整します。
※Shineを使用する場合は、「Ray Length」を0にします。

色味調整

 

プラグイン設定

 

 

■STEP09 全体の微調整

青色の平面を作成します。
マスクを適用して、外側を切ります。
マスクの境界ぼかしでなじませます。
レイヤーの合成モードと、不透明度を調整します。
全体にトーンカーブをかけて、コントラストを調整します。

全体の微調整

 

全体の微調整

 

 

■STEP10 ループ処理1

新規コンポジションを作成します。
サイズは1280×720にして、デュレーションは90にします。
レイヤーの一番下に黒平面をひいておきます。

ループ処理1

 

 

■STEP11 ループ処理2

STEP10のコンポを入れてインを-59にします。
レイヤーを複製して、複製したレイヤーのインを31にします

ループ処理2

 

 

■STEP12 ループ処理3

複製したレイヤーの不透明度に31Fで0、90Fで100になるようにキーを打ちます。
これで3秒ループにできます。

ループ処理3

 

 

■STEP13 DF

同じサイズのコンポジションを作成して、
STEP13のコンポを入れます。
レイヤーを2つ複製して、合成モードと不透明度の調整とブラー(滑らか)を適用します。

 

 

 

■STEP14 仕上げ

最後にトーンカーブで色味を調整して完成です。

仕上げ

 




2018.11.11投稿者 みつ